鉛筆画がもっとも向いているは動物画のようだ。
動物には毛並みがある。
その毛並みは、絵筆だと表現するのが大変だ。
けれども鉛筆なら、その毛並みを一本一本描けば良い。
面倒なようだが、根気のある人には向いている。
ただ気をつけなくてはならないのが、毛並みの方向だ。
これを間違えると不自然なものになってしまう。
私はこの事に気づいたのは、エゾリスを描いていた時だ。
リスが尻尾を背中にくっつけている良く見る姿勢の時には、尻尾の中心は真ん中にはない。背中側にある。
その事を想定して、先を尖らせた色鉛筆で毛並みを一本一本描いてみると、リスらしくなってきた。
その事がわかってからは、動物を描くのが楽しくなって、色々な動物を描くようになった。
毛並みは大抵の動物が、頭から尻尾の方に流れている。
鳥の羽もそうだが、鳥の羽は面倒だ。風切り羽根と羽毛とがあるからだ。
その違いは、私が説明するよりは、鳥の写真を見た方が早いだろう。
ネットには鳥の写真がいっぱいあるから、鳥を描きたい人は見てください。
続きはまた明日にします。